冬だけコレクション

無味乾燥な毎日を送る私だが、この時期になると無性に買い集めたくなるものがある。


リップクリームとハンドクリームだ。


普段から大雑把で料理の時などにビニール手袋などはしないので、この時期、指先は荒れに荒れる。


なので、ハンドクリームは必須なのだ。本来は、ビタミンや尿素がふんだんに入った薬用のものが一番効果的だけど、つい、お洒落なパッケージの柚子の香りがするものなどが欲しくなる。


リップクリームも同じく。ハンズや、ロフトの店頭にカラフルなリップが並ぶと、唇がテッカテカになるまでテスターを試用してしまう。

最近は、ジャーに入っているタイプがお気に入りだ。


しかも、家用、お出かけ用など理由をつけて買い集める。で、結局、使い切らないままシーズンを終える。


先日、夫と買い物に行って化粧品売り場で、とりあえず色々なハンドクリームを物色していると、帰宅後、夫が、ビニール袋に入った使いかけの去年の品を、台所のカウンターに並べ始めた。


「全部、使い切ってから買ってね!」


ごもっとも。ことしの冬はなかなか新作を購入出来なそうだ。

どうしても苦手なこと。

どうしても苦手なこと、がある。


混んでいるフードコートなどでの席取りだ。


もうすぐ空きそうな席の周りを獲物を狙う獣の目でうろついたり、空いた途端に、すかさず荷物を置いたり、どうしても周りの目と微妙な空気が気になり二の足を踏んでしまう。


正直、図々しいとか、厚かましいとか思われるのが恥ずかしいのだ。


我が家では、私以外はイケイケなので最近はぼんやり突っ立って家族が席を確保してくれるのを待っている。


逆に、自分達の食事が終わるのを遠巻きに待たれているのも、プレッシャーだ。

私達の空になりそうな皿を見つけたお母さんが席を探しているお父さんに、

「あそこ、あそこ…」とヒソヒソと耳打ちしようものなら、申し訳なくて、すぐに退かなければいけない気がして焦る。


小心者には、フードコートでの食事は楽しめないのだ。


昔の歌

昔…特に80年代の歌が好きだ。

ルビーの指輪、わたしはピアノ、もしも明日が、紳士同盟、雨音はショパンの調べ。90年代に少し入ると、ラブストーリーは突然にクリスマスキャロルの頃には、シングルアゲイン…など。


とりあえず、明るくて元気ハツラツ、の応援ソングよりも、物悲しかったり、せつなかったり、別れの歌だったりの方が聴いていて心地よい。私の性格を反映するようだ。


なかでも一番好きなのは、「セーラー服と機関銃」だ。あのイントロを聴くだけで、胸がキュッと締め付けられるような懐かしさを感じる。あの曲がリアルに流行った頃は、まだ、幼稚園生だったはずなのに、不思議だ。


映画も、主題歌も何度もリメイクされ、やっぱり時代を経ても良いものは良いのだ、と実感する。


ちなみに、私はガチで音痴で、家族でカラオケに行った際、当時小学一年生くらいだった娘の童謡より、得点が低かったこともある。


でも、この曲だけは、毎回大体、90点近い点が取れる。多分、来生たかおさんと、薬師丸ひろ子さんの次にこの曲を愛しているのは私だ。



自然整形

ただでさえ地味な自分の顔の中で、目が一番嫌いだった。


一重で、小さく、目力も弱々しく、感情も伝わりにくい、ぼんやりとした瞳。

この遠慮がちな目が、余白多めの顔面をさらなか地味で表情の乏しいものにしていた。


ところが、5年ほど前から私の両目はかなりクッキリとした二重になっている。

加齢による皮膚のたるみでまぶたが下がってきただけだし、目そのものが大きくなっている訳ではないので、顔の印象は大して変わらない。


でも、ずっと憧れていた二重が労せず手に入り、少しだけけ鏡に向かって化粧をするのが楽しくなった。


今、私の娘も同じように二重に憧れている。一重ではあるが、私よりは、クリッとしたどんぐり眼で、十分だと思うが、目の上の線にこだわる気持ちはよくわかる。


40近くまで待てないのなら、大人になったら二重整形だけはしていいよ、と言っているが、実際その時になったら、やっぱり反対してしまいそうだ。



自然整形

ただでさえ地味な自分の顔の中で、目が一番嫌いだった。


一重で、小さく、目力も弱々しく、感情も伝わりにくい、ぼんやりとした瞳。

この遠慮がちな目が、余白多めの顔面をさらなか地味で表情の乏しいものにしていた。


ところが、5年ほど前から私の両目はかなりクッキリとした二重になっている。

加齢による皮膚のたるみでまぶたが下がってきただけだし、目そのものが大きくなっている訳ではないので、顔の印象は大して変わらない。


でも、ずっと憧れていた二重が労せず手に入り、少しだけけ鏡に向かって化粧をするのが楽しくなった。


今、私の娘も同じように二重に憧れている。一重ではあるが、私よりは、クリッとしたどんぐり眼で、十分だと思うが、目の上の線にこだわる気持ちはよくわかる。


40近くまで待てないのなら、大人になったら二重整形だけはしていいよ、と言っているが、実際その時になったら、やっぱり反対してしまいそうだ。



出口のないストレス。

火曜日のことをまだグズグズと引きずっている。なぜこんなことになったのか、と、何かまだ黒い気持ちが渦巻いている。


こんな時、私にはスカッと気持ちを発散させる術がない。


電話や会ってグチを言い合える友達もいない。


現状デブなので、新しい服も買う気がしないし、美味しいものをたらふく食べて、もありえない。


ジムは運動不足解消に通っているだけで、これといった趣味もないし、音痴なので一人カラオケなんかも無理。

泣ける映画にも興味がない。


結局、もやもやする気持ちを抱えたまま、誰もいない部屋で1人ケータイをいじっている。


その間に、ドロドロとしたストレスは、外に発散されることなく、ひたすら私の中に溜まり続ける。


そして、それが体調不良になって、頭痛や胃痛となって現れるのだ。


ちなみに今日は喉が痛い。もう何でもいい。


暗黒日は火曜

ブログのルールをよく知らないので、人を滅する「さつ」の字を使ってよいかわからない。なので、「天中さつ」ではなく、暗黒日、としておく。


昨日は、本当についてない日だった。

いろいろ重なり、娘も息子も怒鳴ってしまった。夜も眠れず、正直、今もイライラが消えない。


普段から、マイナスなことが多く、楽しいことも少ない人生だが、バイオリズムの関係か、たまに、朝から晩まで不快だったり悲しかったりする出来事で埋め尽くされる日がある。


しかも、最近はその暗黒日は、火曜日に多い気がする。意識すると、余計に不愉快なことが目につくのかもしれない。


今日も昨日のモヤモヤを引きずって、何もする気がしない。起きてしまったことに「タラレバ」をぼんやり考えているだけだ。そして、また火曜日はやってくる。