雨女と晴れ女

私は雨女だ。


昔から、入学式、卒業式、家族旅行、野外コンサート、自分の結婚式まで、祝い事や楽しみにしていたイベントは、ことごとく雨が降っていた。

(遠足や、修学旅行は天気だった気もするが、私にとっては大した楽しみでもなかったので。)


何もない毎日でも、外出すると突然大雨に降られ、びしょ濡れになって家に帰ると、あっと言う前に雨があがることも、たびたびある。


もちろん、雨もいろいろな面から必要だし、大切だ。ただ、私が全く望んでないときに、という意味では、


やはり、根暗で、運のツキもない私には、どんよりと曇った空や、冷たい雨が似合っているのだろうか。


一方で、よく周りから「いつも笑っているよね」「ほんとポジティブだよね」と言われることの多い娘は、ここぞ、という時に天気に恵まれている。

今年も、当初、大き目傘マークの曇りのち雨予定だった、運動会も遠足も、ふたを開ければ時々薄日が差すほどの天気に。先日テーマパークに行った際は、前日までの大雨が嘘のような晴天になった。


やはり明るい笑顔は青空を、卑屈で暗い顔は雨雲を連れてくるのだろうか。