愛情の量
運動会の一件以来、周りの人から拒否されているのを、強く感じる。
塾のお迎え時、この前まで向こうから話しかけてくれたママさんが、最近なぜか私から少し距離を置いて立つようになった。
1番仲良しだと思っていたママさんのLINEがあからさまに簡素化。ちょっと前まで、向こうから長文で悩み相談されていたのに、用事で、何か聞いても一二行の返事か、スタンプだけ…
など、など。そんな私の疎外感は、多分…ある程度、被害妄想で、ある程度、事実だ。
どうして私は、こんなに嫌われるのだろう。
自分が人間関係に不器用なのはよくわかっているので、誰と話す時も、なるべく上手に聞き役になるようにしてきたし、自分の話も他人の悪口もあまり言わないように心がけているのに…
人は、一生でもらえる愛情の量が決まっているのだろうか。
私を自分の命より大切と言って育ててくれた両親。外見も内面も冴えない私を20年近く大切にしてくれている夫。こんなダメな母に大好きと言ってくれる子どもたち。
家族が私に与えてくれる愛情の量が多すぎて、他人のそれが入る余地が少ないのだろうか。
そう考えないと、これからも人に距離を置かれ続ける人生、それでもいいて頑張って歩いていくのが、辛い。