中学受験、一歩づつ。

最近、娘の塾で毎回行われる小テストをあえて見ないようにしている。


今までは、迎えに行った帰り道、点数から、だいたいクラスで何番くらいかを根掘り葉掘り聞いて、結果次第でその場で苛立って、たった10分くらいの間に娘と険悪になっていた。


宿題をきちんとやって、授業も受けて、なぜ、この点数なの?一度湧き上がった怒りに任せて、疲れているはずの娘を責めてしまうこともあった。


彼女は本当に頑張っている。まだ小学生なのに友達と遊ぶことも、見たいテレビを見ることも我慢して、塾で、もう私には皆目わからない難解な問題に取り組んでいる。


同じ時間、私は、もちろん家事もするが、携帯をいじったり、たまには気ままな夕方のショッピングに出たりする。そんな私が、テストの点数だけで娘の努力を踏みにじるようなことを言っていいわけがない。


なので、その都度の小テストの結果について私からは、なるべく聞かないことしにした。

よければ娘が自分から話すだろうし、問題になるくらい悪ければ先生から呼び出しがかかるだろう。


そのかわり、約束したのは、その日のテストはその日に直して先生に丸をつけてもらい、100点にしてから帰ってくること。


なので、日によっては帰る時間は遅くなるが、満点にして帰ってくるのだから、お互いに穏やかで、笑顔でいられるようになった。


親が子供の点数を管理しないことが正しいかは、わからない。でも、今のところ、私と娘にはこの方法があっている気がするのだ。


もちろん、マンスリーテストや、その他の模試では、乱高下の激しい娘の得点に爆発しそうになったりもするが、

まだ先が長くて険しい中学受験の道。

少しでも、肩の力を抜いて娘をサポートできたらと思っている。